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コンゴ民主共和国の首都「キンシャサ」の概要、歴史、地理、治安、交通機関、教育、文化などを簡単に説明しています。
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◯音楽
キンシャサはアフリカにおける音楽の一中心地であり、とくに1970年代にこの地で生まれたリンガラ音楽(リンガラ・ポップスとも)と呼ばれる音楽はコンゴのみならずアフリカ中に広まった。キンシャサにおけるポピュラー音楽の系譜は、1930年代から1940年代にかけてキューバからルンバが伝わったことにはじまる。これを起源として、当時のレオポルドヴィルではスークースと呼ばれる新しい音楽が起こった。その後1950年代にはアメリカからジャズも伝わり、ルンバを基本としてキンシャサに集まったミュージシャンたちが新たなポピュラー音楽(ルンバ・コンゴレーズ)を作り上げていった。フランソワ・ルアンボ・マキアディ(通称フランコ)や、グラン・カレといった音楽家が出現し、レオポルドヴィルに次々と設立されたレコード会社によってブラックアフリカ全土へと音楽が広がっていった。1969年にはパパ・ウェンバが中心となってとなってザイコ・ランガ・ランガが結成され、以後のキンシャサ音楽は完全に独立した新しいものとなり、ルンバ・ロックやリンガラ・ポップスと呼ばれる新しいジャンルとなっていった。カラム区のマトンゲ地区とヴィクトワール広場付近には多くのミュージシャンが集まり、音楽の中心となっていった。
◯スポーツ
サッカーはキンシャサで最も人気のあるスポーツの一つであり、いくつかのサッカークラブがある。2012年現在、コンゴ民主共和国のトップディビジョンであるリナフットには、ASヴィタ・クラブ、DCモテマ・ペンベの2チームが所属している。この2チームはともに12回の優勝経験を持ち、リナフットで最も多く優勝したチームである。キンシャサの現在のメインスタジアムは、リンガラ区にあるスタッド・デ・マルティールである。このスタジアムは80000人を収容し、世界でも19番目に大きなスタジアムである。このスタジアムはザイール時代の1988年に建設が開始され、総工費3800万ドルをかけて1994年9月14日にオープンした。この時の名前はカマニョラ・スタジアムであったが、1997年にモブツ政権が崩壊するとカビラ政権によって現在の名称に改称された。これ以前は、スタッド・タタ・ラファエル(旧名は5月20日スタジアム)がメインスタジアムであった。このスタジアムでは、1974年10月30日にモハメド・アリとジョージ・フォアマンの試合が行われている。
◯キンシャサの奇跡
1974年10月30日、モハメド・アリ(アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国)がこの地でジョージ・フォアマン(アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国)に8ラウンドKO勝利し、ボクシング世界ヘビー級王者のタイトルを奪還した。下馬評を覆したこの逆転劇は「キンシャサの奇跡」と呼ばれ、ボクシング史上屈指の名勝負として語り継がれる。
この試合はアメリカへの衛星中継に合わせた為、現地でのゴング(試合開始)は深夜3時頃だった。試合終了直後、激しい雨が降り注いだためもし試合が長引いたのならば15ラウンド(当時)まで続けられなかっただろう。

参照:Wikipedia「キンシャサ

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