当地はコンゴの東部を流れるコンゴ川(旧称ザイール川)下流に位置する河港都市。近郊を含む都市的地域の人口は9,046,000人[2]であり、世界第30位、サブサハラ・アフリカではラゴスに次いで2位、アフリカではカイロとラゴスに次ぐ第3位である[3]。
キンシャサは、マレボ湖(スタンリープール)と呼ばれるコンゴ川の広がった部分に面している。マレボ湖より下流はリビングストン滝と呼ばれる急流部が350km下流のマタディまで続いており、船舶の航行ができない。一方、キンシャサより上流は高原となっており、緩やかな流れがかなり上流まで続いているため、コンゴ川は1600㎞上流のキサンガニまで、ウバンギ川は1200㎞上流のバンギまで、カサイ川は800㎞上流のイレボまで、それぞれ大型船の通年航行が可能である。そのため、コンゴ盆地各地からの物資を集散し、鉄道で海まで運ぶ結節点として建設され、繁栄してきた。
コンゴ川をはさんだ対岸は、コンゴ共和国の首都ブラザヴィル。首都が隣り合っているのは世界でここだけである。この二つの都市で大都市圏を形成している。お互いの都市は活発な経済活動がある。
旧称レオポルドヴィル (Leopoldville)。1966年、前年に政権を掌握したモブツ・セセ・セコにより現在の地名に改称された。
同じ地域名を国名として持つコンゴ共和国と区別するため、コンゴ民主共和国を首都キンシャサに因んで通称コンゴ・キンシャサと呼ぶことがある。コンゴ共和国は、コンゴ・ブラザヴィルと呼ぶ。同じ論法で正式国名になったのが、ギニアビサウである。
参照:Wikipedia「キンシャサ」
参照:Wikipedia「キンシャサ」
PR
この記事にコメントする
最新記事
P R